何が相続財産になるのでしょうか?

 相続財産には、民法においての相続財産と民法では相続財産ではないが相続税でみなし相続財産としているものがあります。

 民法では、原則として「被相続人の財産に属した一切の権利義務」を承継するとなっています。例外として、被相続人の一身専属たる身分上の財産は相続できないことになっています。

 また、墓地などは遺産分割する財産ではなく慣習に従い祖先の主宰者(家)するもの帰属するので被相続人の相続財産にならないとあります。慣習が明らかでないときは、墓地などを承継するものは家庭裁判所が定めることになります。

 相続税法では、墓地などは非課税財産になります。

 被相続人の一身に専属したものとは、たとえば、医師とか弁護士とかの資格などで相続人が継承できないことになります。

 相続税法では、民法では相続財産でないものを相続財産とみなす規定があります。生命保険金などです。生命保険は、被相続人が保険会社と契約し死亡事故があったら受取人に保険金を支払うというものです。この保険金は、保険事故があったとき直接受取人に支払われるものです。保険請求権は被相続人にありませんので、民法の相続財産に該当しません。しかし、相続税ではこの保険金を相続財産とみなします。

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