お客様:当社は野菜の卸売業をしていますが、入金があった時に売上を計上してよいのでしょうか。
税理士:売上の締め日と支払日はどのようになっていますか。
お客様:月末締めの翌月の15日支払いになっています。
税理士:売上は、原則的には発生主義(実現主義)という方式で計上されます。したがって、入金があった月に売上を計上するのではなく、発生した月に売上を計上します。
お客様:そうすると6月末締めで7月15日入金の売上は、6月の売上となるのですね。
税理士:原則的にはそのようになります。
お客様:原則的にといいますと、例外があるのでしょうか。
税理士:会計事務所などでは、事務処理を簡便にするため、入金があった時に売上を計上して、決算時のみ発生主義で売上を計上することもあります。
これを期中現金主義期末発生主義という言い方もします。
お客様:そのように経理して、発生主義で経理した時とズレませんか。
税理士:各月の売上は、発生主義で経理した場合と、期中現金主義期末発生主義で経理した場合ではズレてきます。
しかし、1年間の決算期トータルでみますと、両者の売上は一致してきます。
お客様:なるほど。そのようになっているのですね。それでは、簡便な方式でよさそうですね。